小児外科は、小児(中学3年生まで)の、外科的な病気に対して手術を中心とした外科的な治療を行う科です。日本小児外科学会では小児の外科的な病気は小児外科医が治療すべきであるという認識のもと、早くから専門医制度が取り入れられています。当院小児外科は2006年に開設され、以降、北薩地区の小児外科医療の中心的役割を担っています。
鼠径ヘルニア(脱腸)、陰嚢水腫、停留精巣、臍ヘルニア、虫垂炎、痔瘻・肛門周囲膿瘍、体表腫瘤などが日常診療の中心となっていますが、体表疾患、消化器疾患、呼吸器疾患、腫瘍、外傷、障害をもった小児の外科的サポートなど、幅広い範囲を診療対象としています。当科は北薩地区では手術可能な唯一の小児外科診療施設であり、地域医療機関の先生方のご紹介・ご支援を受けつつ、地域の子どもたちの外科的疾患の治療とサポートにあたっています。手術は子どもの心身の成長・発達を意識し、体に対する負担の少ない、低侵襲手術を取り入れるように心がけています。症例によっては鹿児島大学病院など、高次診療施設とも連携を図り、適切な診療が行えるようにしています。
(外来日は基本的には月曜日の午前、および火曜日・金曜日の午後ですが、緊急の場合などは可能な限り柔軟に対応するようにいたします。)
表はスライドしてご覧いただけます。
役 職 | 氏 名 | 認定医・専門医等資格 |
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部 長 | 坂本 浩一 | ・医学博士 ・日本外科学会 専門医 指導医 ・日本小児外科学会 専門医 |
非常勤 | 池江 隆正 | ・医学博士 ・日本外科学会 専門医 ・日本小児外科学会 専門医 ・産業医 |