済生会川内病院小児科は2018年7月から小児科医は1名増員となり、常勤3名体制で診療にあたっています。
薩摩川内市だけでなく、隣接するいちき串木野市、阿久根市、時間外診療においては出水市も含めた川薩小児医療における第2次医療 (入院を要する医療)機関の要としての役割を果たしております。
当科の外来ですが一般外来、予防接種以外にも専門的な検査・治療が必要な病気の子どもたちのための専門外来を開設しております。
てんかんや神経・筋肉の病気などについて検査や診断を行います。診察は週1回ですが、脳波検査やMRIなどの画像検査は随時受け付けております。
自閉スペクトラム症や注意欠如・多動症(ADHD)などの神経発達症についての診断や投薬治療を行います。
[薩摩川内市内にお住まいで発達外来の受診を希望される方について]
普段支援を受けている機関(保育園・幼稚園、学校、障害福祉サービス事業所等)の方と、紹介票を作成して頂いてからの受診をお願いしています。
紹介票は下記からのダウンロードも可能です。ご理解頂きご協力の程よろしくお願い致します。
主に、食物経口負荷試験を含めた、食物アレルギー外来を行っています。(気管支喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎〔舌下免疫療法〕にも対応しています。)
糖尿病、甲状腺疾患、低身長などの評価、検査を行います。開設は月1回午後で一般外来で診察して必要に応じご案内する形になります。
健診での心雑音精査や先天性心疾患、川崎病後の心血管経過観察を行います。
外科疾患は当院の小児外科、泌尿器科に、その他皮膚科、眼科、川内市医師会立市民病院脳外科、リハビリテーション科にも患者さんを紹介させて頂くこともございます。何科を受診したらいいか迷われた場合は、まず小児科にご相談ください。小児科で判断し、必要があれば小児科から他科へご紹介致します。
重症の先天性心臓病、血液腫瘍、膠原病、重症脳炎・脳症などの患者さんの初期の管理、治療は第3次医療機関である鹿児島大学附属病院小児科、鹿児島市立病院小児科にお願いしています。
当科では新生児医療も行っています。県内で産科と小児科が併設されている医療機関は鹿児島市外では奄美大島・鹿屋・川内の3ヶ所のみです。当院産科だけでなく、薩摩川内市や出水市の開業産科医で出生した新生児の受け入れも24時間体制で行っております。ただし管理が困難な重症新生児は、鹿児島市立病院周産期センターに搬送し、治療をお願いしています。
今後とも川薩地区の医療機関と連携をとりながら川薩地区のこどもたちのために質の高い医療を行いたいと思っています。よろしくお願い致します。
摺木小児科部長の執筆した病気解説が済生会ホームページに掲載されています。ぜひご覧ください。
乳幼児揺さぶられ症候群(SBS)
脳性麻痺
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表はスライドしてご覧いただけます。
役 職 | 氏 名 | 認定医・専門医等資格 |
部 長 | 摺木 伸隆 | ・日本小児科学会 小児科専門医 |
医 長 | 竹元 將人 | ・日本小児科学会 小児科専門医 ・子どもの心相談医 |
医 員 | 平野 京香 | ・日本外科学会 専門医 |
医 員 | 深井 建教 | |
非常勤 | 田中 主美 | ・医学博士 ・日本小児科学会 小児科専門医 |
非常勤 | 吉川 英樹 | ・日本小児科学会 小児科専門医 ・日本アレルギー学会 専門医 |