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〒895-0074 鹿児島県薩摩川内市原田町2番46号

患者の権利と責務

患者さんの権利と責務について

患者さんの権利
  1. 個人として人格が尊重され、良質な医療を公平に受ける権利があります。
  2. 病状や治療について、納得できるまで十分な説明を受ける権利があります。
  3. ご自身が受ける医療について、自分の意志で選択できる権利があります。
  4. 診療の過程で得られた個人情報やプライバシーは、守られる権利があります。
患者さんの責務
  1. 自分自身の健康に関する情報を、出来るだけ正確に伝えて下さい。
  2. 納得、同意された治療に関し、患者さんご自身も積極的に協力して下さい。
  3. 法令及び病院の規則を守り、他の人の迷惑にならないようご配慮下さい。
  4. 受けた医療に対して、遅滞なく診療費をお支払い下さい。
子どもの権利
  1. どもは、ひとりのひととして尊重そんちょうされます。
  2. どもは、最善さいぜん治療ちりょう安全あんぜん環境かんきょうけることができます。
  3. どもは、病気びょうき治療方法ちりょうほうほうについて、わかりやすい説明せつめいけることができます。
  4. どもは、自分じぶんおもいやかんがえを家族かぞく病院びょういんひとつたえることができます。
  5. どもの個人情報こじんじょうほうとプライバシーは、まもられます。
職業倫理
  1. 患者さんの尊厳と権利を尊重し、良質で公平な医療の提供に努めます。
  2. 患者さんのプライバシーを尊重し、職務上の守秘義務を遵守します。
  3. 最善の医療を提供するために、常に知識と技術の向上に努めます。
  4. 医療従事者として相互の立場を尊重し、質の高いチーム医療を実践します。

輸血拒否に対する済生会川内病院の方針

済生会川内病院では、輸血を拒否される患者に以下のとおり対応いたします。

ご理解とご協力のほどお願いいたします。

  1. 輸血に対する患者および家族・代理人のご意思は、信教やその他思想等の自由に基づく権利であることを理解し尊重します。
  2. 無輸血治療に最善を尽くしますが、生命を救うために輸血が必要であると医師が判断した場合は、患者からの同意書がなくても輸血療法を実施します(相対的無輸血 注1)。
  3. 患者が持参する免責証明書等、絶対的無輸血(注2)に同意を求める文書には署名しません。
  4. 当院の方針を十分に説明し、理解をいただくように努めますが、どうしても同意が得られない場合でも当院の方針に従っていただくか、または他院での治療をお勧めします。
  5. 当院の方針は患者の意識の有無や成人・未成人の別にかかわらず適用します。

注1:相対的無輸血とは、患者の意思を尊重して可能な限り無輸血療法に努力するが、「輸血以外に救命手段がない事態」に至ったときには輸血をするという立場・考え方。

注2:絶対的無輸血とは、患者の意思を尊重し、たとえいかなる事態になっても輸血をしないという立場・考え方。