■ 院内がん登録
院内がん登録では、がん患者さんのがんの部位や性状(組織型)、治療内容などの情報を一定のルールに則り、病院全体で集め、その病院のがん診療がどのように行われているかを明らかにし、また、治療後の経過については定期的に予後調査(追跡調査)を行います。
集められた情報は、当院だけでなく、自治体が実施する地域がん登録へ提供され、都道府県におけるがん動向の把握等に利用され地域におけるがん医療対策にも利用されます。さらには、地域がん診療連携拠点病院の情報として、国立がん研究センターがん対策情報センターへ1年に1度提出され、取りまとめられて全国統計として活用され、わが国のがん医療対策に寄与することとなります。
院内がん登録の目的は、病院の対がん活動の状況を把握し、がんの早期発見と治療、予後の向上に役立てること。そして、地域レベル、国レベルのがん対策に寄与することにあります。その為に、正確な情報の収集・提供を主眼としてがん登録業務を行っています。当院では、この登録作業を診療情報管理士という職種が担当しています。
なお、がん登録データの取り扱いについては、個人情報の保護に努めております。
済生会川内病院において登録された2008年・2009年のがん症例1012件について情報を公開しています。
● 登録件数とは
2008年・2009年に当院でがんと診断された症例または他院でがんと診断された症例のうち、2008年・2009年に当院に初診となった症例。但し、頭蓋内腫瘍については、良性腫瘍も含みます。
● 登 録
1腫瘍1登録
ステージについては、治療前の臨床ステージで表示しています。
ホームページで公開するデータは、以下の通りです。
(1)全症例を利用したもの ・・ @ 年齢別・性別内訳
(1)全症例を利用したもの ・・ A 臓器別・性別内訳
(1)全症例を利用したもの ・・ B 住所別内訳
(2)2008年・2009年に初発で受診、かつ、初回治療を当院で開始した患者のみの
データを利用したもの。(但し、初回治療症例には、経過観察を実施している症
例も含みます)
@ 自覚症状別・ステージ別内訳(胃・大腸・肺・乳房)
A 臓器別初回治療パターン治療内訳(胃・大腸・肝臓・肺・乳房)
※但し、自覚症状または治療前ステージが不明であった症例については、除外して
います。
□ 年齢別・性別登録件数
□ 臓器別・性別登録件数
□ 自覚症状別・ステージ別割合
胃 ・ 大腸 ・
肺 ・ 乳房
□ 初回治療パターン
胃 ・ 大腸 ・ 肝臓 ・ 肺 ・ 乳房
□ 住所別内訳
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